料理

ふわっじゅわっの「鶏のつくね煮」をつくる

今日は温かくてふわっとした食感のものが食べたい気分だったので、鶏のつくねを作ることにした。

 

生姜と、れんこんと、玉ねぎをすりおろし、鶏のひき肉を混ぜて煮るのである。

 

すりおろす作業はけっこう好きなのだけれど、最近すりおろすときになんとも言えない気分になるのは、自分の人生も少しづつすり減ってきているような気がするからだろうか。

 

まったく、やれやれである。

 

やりたいことはまだまだたくさんあるし、すり減っている暇も余裕もないのだ。

 

美味しいつくねを食べて精気をやしなわねば。

 

そんな事を考えながら黙々と下準備をする。

 

材料をすべてすりおろしたら鶏のひき肉を入れていく。

下味として塩コショウを少しづつ。

鶏のひき肉は今回1キロ位買ったのだけれど、さすがに多かったかもしれない。

 

混ぜる手が、冷蔵庫で冷えたひき肉でかじかんで仕方がない。

でもこれも美味しいつくねを作るためだ。途中で何回か休みながら混ぜていく。

 

タネを作り終わったら、煮る前に表面を焼く。

ここがポイントである。

 

こうすることで、旨味を閉じ込めて、食感もサクフワにできる。

タネを焼いたら、煮汁を作る。

 

煮干しダシ、さけ、醤油、みりん。

僕は甘すぎないほうが好きなので、みりんは少しだけ。

 

そして煮汁が沸騰したら、タネを入れて、火が通るまで煮込む。

肉を煮込むときのこの満足感ってなんだろうか?

 

僕はいつも感じるんだけれど、共感してくれる方がいたらコメント欄で教えて下さい。

 

割と長く見ていられる。

火が通ったかなと思ったら、完成。

 

器に盛り付ける。

 

全体的にちょっと大きいサイズになってしまったけれど、まあいいや。

 

煮汁もかける。

この煮汁がまたすごく美味しいのだ。

 

それではいただきます。

うん、とても美味しくできた。

 

噛みしめるたびに肉と煮汁の旨味が口の中に広がる。

つくねだけで済まそうと思ったけれど、我慢できずにご飯をよそう。

 

煮汁をかけたいという欲望を抑えきれなかった。

うまい。満たされる。

 

ごちそうさまでした。

外は静かだ。

 

さて、今日の残りもがんばりますか。

 

はりきっていきましょうっ。

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